【2013年始のご挨拶―New Year's greeting】 長谷川羽衣子きょうと緑の党共同代表

【2013年始のご挨拶―New Year's greeting】

昨年は、思わぬ方向に人生が転んだ年でした。政治とは無縁だった私が、緑の党に参加し、共同代表にを務めることになるとは、1年前には想像もできませんでした。慣れない活動に戸惑うこともありましたが、たくさんの素晴らしい出会いを得て、とても実りの多い年でもありました。

昨年4月から京都で緑の政治の実現を目指し、活動をはじめた「緑の京都・準備会」も、約半年で100名を超える方にご参加頂き、12月8日の結成総会を経て「きょうと緑の党」として新しい一歩を踏み出しました。まだまだ小さくはありますが、全国各地で確かに緑の芽が芽吹きつつあります。

年末の衆議院選挙では、解散が急だったこともあり緑の党は独自の候補を立てることはできず、脱原発をはじめとする、緑の党の理念や政策に近い考え方を持った候補を応援しましたが、選挙制度を味方に付けた自民党が、票を大幅に減らしながらも圧勝という結果に終わりました。

今年は、いよいよ「緑の党」としてはじめて国政選挙に挑みます。7月の参議院選挙は、私たち緑の党だけでなく、原発・エネルギー政策をはじめ、日本の社会にとって、大きな岐路となるでしょう。

世界一とも言われる300万円、600万円という供託金の高く厚い壁を乗り越えることは、私たち市民にとって容易なことではありません。しかし私たちは、原発のない未来と、本当の民主主義の実現という希望を持って、みなさんと共に挑戦を続けます。どうか今年もお力添え頂けますよう、お願い致します。

「この世を動かす力は希望である」―マルティン・ルター

2012年1月1日 長谷川羽衣子